構造見学会にお越しいただき、ありがとうございました。

「記憶を継ぐ家」構造見学会にお越しいただき、ありがとうございました。
木造住宅に興味をお持ちの方から、大工、設計者、大学の先生などのプロフェッショナル、これから建築を志そうと勉強中の学生さんまで、延べ160名以上の方に見ていただきました。今回最も遠方だったのは北海道、他に東京、横浜、静岡、愛知、新潟、山梨、福井、京都、大阪、奈良、和歌山、兵庫、広島、岡山、徳島、高知・・・、全国からお越しいただきました。大工のこだわりが随所にちりばめられておりましたが、いくつ気が付いていただけたでしょうか。ご感想をお聞かせいただければ幸いです。
最後になりましたが、見学会の開催をご快諾いただきました建築主様には、心よりお礼申し上げます。(川端建築計画 川端眞)
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# by moritomizunokai | 2012-03-05 12:29 | 木造住宅のこと  

構造見学会のお知らせです

まだ先のことですが、来る3月3日と4日に構造見学会をおこないます。
「以前の家がそこに存在したことを思い起こさせるような家」、そして「今後長年住み継ぐことができる家」をめざして計画した「記憶を継ぐ家」です。外観は以前の家を思い起こさせる正統な民家建築(ただし住み心地のよい二世帯住宅に)、構造は限界耐力計算により伝統的な石端建てとし、構造材はすべて甲賀産の水中乾燥材を使っています。
60坪の平屋建てを支える200個を超える礎石、その上に立つ8寸(24cm)角、長さ6.5mの大黒柱、末口の直径が40cm、長さ11mになる丸太の地棟・・・。宮内建築の手で刻まれ、5日間かけて組み上げられた迫力の構造を、ぜひ見に来てください。
家の脇では、解体されて一旦役目を終えた壁土が、地元の山の土を足して練り直され、もう一度塗られるのを待っています。
尚、以前の茅葺きの家は解体の際、ご協力いただいて、実大の引き倒し実験を行いました。伝統構法の解明に大いに役立つ結果が得られ、近々報告書が発行される予定です。(川端建築計画 川端眞)
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moritomizu@gaia.eonet.ne.jp にメールをいただければ案内をお送り致します。
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# by moritomizunokai | 2012-02-12 16:50 | お知らせ  

石場建て

久しぶりに石場建ての住宅が完成し、昨日引渡しをしてきました。職人さんたちの最高の技術で造っていただきました。18坪に家族4人が住まれます。和瓦葺き土塗り壁のオーソドックスな仕様ですが、ご家族の思いがギュッと詰まった宝石のような建物です。きっと100年を越えて建ち続ける住宅だと思います。(川端建築計画 川端眞)

リビング。
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寝室は和室です。
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石場建て。
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お約束の・・・
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# by moritomizunokai | 2012-01-23 12:03  

理事長現る(滋賀県建築士会女性部篇)

またまた滋賀県に理事長が現れました。実は今回は滋賀県建築士会女性部の見学会です。男性も混ざって15名程度でしょうか。貯水池と休耕田の溜池を見学、場所を変えて理事長の講義、その後宮内建築作業場に移動して、製材となった水中乾燥材を見て頂きました。今回は時間の都合で一部端折ったところもありましたが、ほぼフルコースで水中乾燥を味わって頂けたと思います。本当は水中乾燥材の建築が上棟しているところを見て頂く予定でしたが、宮内さんの凝り性が出て、すっかり遅れてしまいましたので、今回は取り止めにしました。上棟後に構造見学会を行う予定ですので、興味のある方はお越しください。(川端建築計画 川端眞)

貯水池で森と水の会監査の長坂さんと
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これから講義です。今回もバージョンアップされてますが、気の弱い発言は相変わらずでした。
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宮内建築作業場にて。宮内節、少しだけ炸裂。
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# by moritomizunokai | 2011-11-27 20:18 | 雑感  

セミナーを開催します。

この度、甲賀森と水の会でセミナーを行うことになりました。
タイトルは、「開口部を有する壁の耐震性能実験 -耐震要素としての可能性の検証-」です。開口部のある壁の壁倍率を求めて、軸組構法の可能性を探るという主旨です。両日とも実験の様子を見学して頂く予定です。できるだけたくさんの方に見て頂きたいと思いますので、参加者を募っています。

1.セミナー日程及び場所
 1)日程:平成23年11月19日(土)、20日(日)、9:00~16:00
 2)場所:滋賀県近江八幡市古川町1414、滋賀職業能力開発短期大学校、Tel.0748-31-2254
      実習棟1F 施工実習室
2.セミナー概要
 1)背景:
近年の木造住宅における要望や指向は、耐震性を重視したものが主流であり、構造的に堅固なものが多くみられる。一方、施主の要望は幅広く、外観や部屋から見える景色、光、風等、デザインや機能性を重視した要望も少なくない。(連続窓の設置や自由な開口部への要求)
しかし、これら開口部を有する壁については耐震要素として認められておらず、構造(壁の長さや位置など)を検討する際、制約されるのが一般的である。また系統的に実験し、且つ検証された報告はあまり見られない。
 2)目的:
開口部を有する壁について、耐震要素としての可能性を検証する。
(実験から壁倍率の算定までを実施)
 3)実験概要:
  ①試験体概要
 たすき掛けの筋かいを有する壁を基本とする。壁長さ910㎜と1820㎜の2タイプの壁について行う。また、開口部については、フレームのみのものから2/3が開口部のものまで、計5形状とし、合計10種類の壁について行う。
  ②実験装置
 滋賀職業能力開発短期大学校にて設置されている、面内せん断加力試験装置(最大荷重100kN、ストローク500㎜(最大)、マルイ社製)を使用する。右写真1参照。
  ③実験方法及び評価方法
「木造軸組工法住宅の許容応力度設計第6章6.4.4、6.4.5」に準じて行う。実験については、柱脚固定式、加力方法は正負交番加力とする。
  ④その他
 実験について、フレームの損傷が無いものについては、耐震要素(筋かい)のみを取り替えて実験を実施する。
3.その他
 H23年耐力壁ジャパンカップへ参加した時の映像を放映する予定です。
 内容:予選、決勝トーナメント、解体作業の映像と写真など。

申し込みは、下記まで
氏名、所属、参加可能日時をメールかFAXでお知らせください。

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甲賀・森と水の会 事務局 /川端
〒520-2342 滋賀県野洲市野洲 148-6
           (川端建築計画内)
TEL: 077-575-1929 FAX: 077-575-1929
E-MAIL ADRESS: moritomizu@gaia.eonet.ne.jp
URL: http://www.eonet.ne.jp/~moritomizu/
blog:http://moritomizu.exblog.jp/
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# by moritomizunokai | 2011-10-29 18:01 | 木造住宅のこと  

耐力壁ジャパンカップ参戦記

長らく更新ができていませんでした。仕事はあまり忙しくないのですが・・・。
 10月9日、10日に富士市の日本建築専門学校で行われた「第14回 木造耐力壁ジャパンカップ」にポリテクカレッジ滋賀で出場しました。簡単にルールを説明すると、出場16チームで予選があり、8チームに絞られます。この8チームに残らないと賞に該当しません。残った8チームでトーナメント戦を行い、優勝したチームが「トーナメント優勝」という賞を獲得します。この他に、耐震部門賞、デザイン部門賞、加工・施工部門賞、環境部門賞、そしてそれらの評点を総合した、ジャパンカップ総合優勝があります。8月から予備実験を重ねてきて、予選を突破しさえすればそこそこの評点になる予測はあったのですが、予選で敗退すれば点数がつかないので、対戦相手が決まるまでは生きた心地がしません。
 予選はくじ引きでポリテク秋田に決まりました。ホッと一安心(秋田さん、スミマセン)。右が秋田さんです。
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 決勝トーナメントではトーナメント優勝を果たしたポラスとの対戦となりました。はっきりいって全く刃が立ちませんでしたが、評点には有利になりました。なぜなら耐震点は最大耐力ではなく荷重変形の履歴面積ですから、変形性能の高い我々の壁には十分に固い壁に引っ張ってもらうのがよいのです。結果は予想通り・・・。
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ポラスの壁はほとんど変形していません。
 ところでこの大会には木造の大御所と呼ばれる先生方が多く参加されています。主催者側でもある東大の稲山先生、東京都市大の大橋先生、京大の小松先生・・・、蒼々たる面々ですが、それぞれの壁に工夫がみられます。なんといっても感動ものだったのは稲山先生の「紬」(下の写真右)です。見れば見るほどよくできていました。土台にウリンを使っている以外は文句の付けようがありません。トーナメント戦では耐力でポラスに負けましたが、ポラスの壁は破壊してしまいましたので、実際には紬の勝ちです。
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因みにポラスの壁は金物をふんだんに使っています。東大木質研(稲山先生)、大橋研、小松組、いずれも金物は使用していませんが、大橋研は柱脚にLVLを使用しています。小松組は圧縮木材を使用しています。ちょっとズルです。
 最終成績は、ここにのっています。下から3段目、ダイアゴナル(綾織りという意味)です。滋賀県立大と間違わないでね。
 結局、初出場で金物や外材、EWなどを一切使わず、地元産の天然乾燥材だけで作り、施工にプロを雇うこともなく、総合2位は誇れる結果だと思います(優勝以外は表彰されませんが・・・)。
 有意義な経験をさせていただいたポリテク滋賀の大澤先生、ゼミ生には大変感謝しております。(川端建築計画 川端眞)
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# by moritomizunokai | 2011-10-21 15:57 | 雑感  

壁土作り

急に暑い日が続いています。この炎天下に壁土を捏ねているのは宮内さんです。棟梁自らやるところがすごいところ。女性大工も足を取られながら頑張っています。私は10分見ていただけでギブアップです。壁土の量は半端ではありません。ここに建つ家は壁土を約40立方メートル使います。本格的な木組みと石端建ての家は来年の3月に完成予定です。(川端建築計画 川端眞)
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# by moritomizunokai | 2011-06-24 19:10 | 木造住宅のこと  

理事長現る at 名古屋

久しぶりの更新です。タイトル通り、理事長が名古屋に現れました。実は「緑の列島 木の家スクール名古屋」に講師として理事長と宮内さん、私を呼んで頂きました。いつものようにマイペースで淡々と語られる理事長の話は、着実にパワーアップして「乾燥のことはまかしとき!」状態です。実験も昔のようにいい加減ではなく、データに説得力がありました。(川端建築計画 川端眞)
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# by moritomizunokai | 2011-06-19 08:12 | 雑感  

行動力

まずはこのたびの大震災に遭われた方々に対し、心よりお見舞いを申し上げます。あまりの惨状に何も言えずにおります。そんななか、今日の新聞に力強い記事をみつけました。陸前高田の大工棟梁が被災した近隣の人と一緒に集団生活をしているというものです。今でも大工棟梁は地域のまとめ役として皆に慕われているのですね。自分の大工技術を生かして炊事場や風呂場までつくったとか。そして、副理事長の宮内さんも災害発生直後に道なき道を単独で支援物資を届けておられます。結局、最後は動物としての生き抜く力が重要だということでしょうか。みんなが評論家になっているなか、この行動力(サバイバル能力?)には感心させられます。さて私には何ができるのか・・・。(川端)
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# by moritomizunokai | 2011-04-05 14:17 | 雑感  

スイスバーゼル

今日はリオンからスイスへの移動日です。スイスへ入ると建物が積石造から木造へと一変します。バーゼルの目的はピアノの美術館を見るためでもあるのですが、もうひとつ大きな理由があります。実はバーゼルからロンシャン礼拝堂が意外と近いのです。こうすることでロンシャン礼拝堂がゆっくりと見学できるわけです。今日はピアノのパウル・クレー美術館を見ました。ナッシャー彫刻センターなんかに比べて大味ですが、さすがです。(川端建築計画 川端眞)
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# by moritomizunokai | 2011-03-11 07:36 | 雑感