<   2009年 04月 ( 5 )   > この月の画像一覧

 

伝統的木造構法の設計法作成委員会

ご存じの方も多いと思いますが、昨年度から3年をかけて、伝統的木造構法の設計法を作成する事業が行われています。昨年はEディフェンスでの実大振動台実験が話題になりました。今年はいろんな構造要素の実験が行われる予定で、実験項目案の一般募集も行われます。私たちもポリテク滋賀や理事長の協力を得て、いくつかの案を応募しようと考えています。
f0060500_1092440.jpg

ところで、こうして実験を重ねてつくられる設計法はどういった取り扱いになるのでしょうか。木造の限界耐力計算に関する解説書(いわゆる関西版)は私のもっているものだけでも4冊あり、設計者だけでなく、行政にもしっかり定着しています。また、関西版を利用して設計したことのある人なら、大変合理的で使いやすいと実感しているはずです。今回新たに設計法がつくられることによって、関西版が否定されるのではないかと心配しています。3年間の作業で解明できなかったことを禁止するのではなく、解明できたことで関西版を補強してほしいと思います。(川端建築計画 川端眞)
[PR]

by moritomizunokai | 2009-04-26 10:29 | 雑感  

山梨での取り組み

4月6日、山梨県に行ってきました。木造建築を300年後の人類への伝言として残すプロジェクトが進行しており、法的な問題をクリアするため山梨県との協議を行いました。プロジェクトを粋に感じて頂いたのでしょうか、伝統木造建築を合法的に建築するための筋道を示唆して頂きました。
2月2日の投稿でも書きましたが、八ヶ岳の麓での水中乾燥が着実に進行していました。今回の300年プロジェクトにも、この水中乾燥材を使用する予定です。(川端建築計画 川端眞)

f0060500_1238467.jpg
設備の充実度など、滋賀とは比べものになりません。少し悔しい・・・。

f0060500_12413850.jpg
ここでは赤松が浸かっています。松の場合は樹液とともに松脂が出てきます。何かに使えないでしょうか。

f0060500_1242712.jpg
この浄化槽で排水は浄化されます。底には炭が敷き詰められています。

f0060500_12461945.jpg
排水管を守るためにこれだけの仕掛けがされています。やっぱり悔しい・・・。
[PR]

by moritomizunokai | 2009-04-08 12:48 | 水中乾燥実験とは  

丸太投入開始

3月31日、湖南市のNさんの丸太、約20立方メートルを池に投入しました。午前中に今まで浸かっていた丸太を引き揚げ、午後からトラック3台分を入れました。近々、さらに50立方メートル追加する予定です。(川端建築計画 川端眞)
f0060500_1674066.jpg
f0060500_1681558.jpg
f0060500_1684323.jpg

[PR]

by moritomizunokai | 2009-04-01 16:07 | 貯水池実験  

KARTH京都フォーラム

3月29日、『京の街なかに、伝統を受けつぐ現代の町家を創る』と題して、関西木造住文化研究会(KARTH)フォーラムが開催されました。前半は宮内さんが「京町の家」の発表をされ、後半のシンポジウムでは鈴木有先生と宮内さんがパネラーとして発言されました。シンポジウムの中で、鈴木先生が京町家の耐震性についてズパッと切り込まれたのには感心しました。古いものはなんでもよいといったノスタルジーは捨てなければなりません。一方、木造の防火に対する研究は最先端といえると思います。「既存京町家の防火改修設計・施工マニュアル」を買ってしまいました。(川端建築計画 川端眞)
f0060500_15593042.jpg

[PR]

by moritomizunokai | 2009-04-01 16:00 | 木造住宅のこと  

理事長現る2

3月27日、琵琶湖博物館で「資源が循環するこれからの住まいと暮らし」-これをテーマに博物館と何ができるか- と題して特別研究セミナーが開催されました。セミナーに先立ち、学芸員の中藤さんによる冨江家の説明もありました。東京におられるはずの理事長が来られました。なんだかんだと理由をつけて滋賀へ来られる理事長、やっぱり滋賀の居心地がよいのでしょうか。
f0060500_1515910.jpg

セミナーでは、木考塾の有志と鈴木有先生による話題提供と討論が行われ、協働へ向けてのスタートが切れたと感じました。
f0060500_15202945.jpg

f0060500_1520566.jpg

関係者の皆様、お疲れ様でした。いつか博物館に本物の木造住宅が展示できるまで、この調子で取り組みを進めていきましょう。(川端建築計画 川端眞)
[PR]

by moritomizunokai | 2009-04-01 15:24 | 木造住宅のこと