滋賀らしい環境こだわり住宅について
2008年 10月 11日
後半の意見交換会では、県産材がなくなってしまうのではといった宮内さんの問題提起をうけて、各団体が意見を述べておられました。結局のところ、行政側は大丈夫だろうといった問題意識に欠ける態度ですし、各団体は精神論で何とかしていかねばといった態度に感じました。どんな会でも同じだと思いますが、県産材の活用を促進するためにはそれに見合ったメリットが必要だと思います。隣の県に滋賀県よりもよい木があればそちらを使うのはあたり前です。私の個人的な意見ですが、例えば滋賀特区のようなかたちで、県産材を使った住宅には建築基準法上のメリット(手続きの簡略化など)を与えるというのはどうでしょうか。ちなみにこの会合では「滋賀らしい環境こだわり住宅」の基準仕様書(案)や登録の仕方も説明されましたが、こんなに細かく決めてどうするのでしょうか。もうそろそろお役所的な発想はやめてほしいものです。(川端)
by moritomizunokai | 2008-10-11 09:17 | お知らせ