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滋賀らしい環境こだわり住宅について

10月10日、琵琶湖博物館で「第2回 県産材を活用する家づくりグループ意見交換会」が開かれ、甲賀・森と水の会として参加してきました。中身は「滋賀らしい環境こだわり住宅つくり手ネットワークグループ(長すぎて覚えられない)」の説明と県産材利用に関する意見交換会でした。まず、甲賀・森と水の会としてこの「滋賀らしい環境こだわり住宅つくり手ネットワークグループ」に参加するのか(有料です)、また、参加するとしたら誰がメンバーとなるのかをきめなければなりません。そもそも甲賀・森と水の会は住宅供給を目的とした会ではありませんから、「滋賀らしい環境こだわり住宅つくり手ネットワークグループ」には馴染まないようにも思いますが、水中乾燥材や挟み梁工法で家を建てたい人の受け皿が必要な気もします。皆さんのご意見をお聞かせください。
後半の意見交換会では、県産材がなくなってしまうのではといった宮内さんの問題提起をうけて、各団体が意見を述べておられました。結局のところ、行政側は大丈夫だろうといった問題意識に欠ける態度ですし、各団体は精神論で何とかしていかねばといった態度に感じました。どんな会でも同じだと思いますが、県産材の活用を促進するためにはそれに見合ったメリットが必要だと思います。隣の県に滋賀県よりもよい木があればそちらを使うのはあたり前です。私の個人的な意見ですが、例えば滋賀特区のようなかたちで、県産材を使った住宅には建築基準法上のメリット(手続きの簡略化など)を与えるというのはどうでしょうか。ちなみにこの会合では「滋賀らしい環境こだわり住宅」の基準仕様書(案)や登録の仕方も説明されましたが、こんなに細かく決めてどうするのでしょうか。もうそろそろお役所的な発想はやめてほしいものです。(川端)

by moritomizunokai | 2008-10-11 09:17 | お知らせ  

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