蓄熱式ストーブとピザ

必要なものは身近にある材料で手作りするということを思い出させてくれる出来事が最近多発しています。
現在設計中の住宅に予定しているストーブはmasonry heaterです。マックスウッドの回渕さんがアメリカからストーブ職人のトムさんをよんで、造り方の指導を受けておられます。このストーブのすぐれているところは、高温で短時間に木材を燃やすことで針葉樹にも対応することと、蓄熱することで火を燃やし続けなくてよいことです。外観は大雑把に見えますが、内部はメカニカルで結構繊細です。これが設計図なしで造られることに驚きます。

トムさんがもうすぐ帰国するので、ピザパーティーを開いてくれました。ピザを焼く窯もトムさんの手作りです。電気式のオーブンでは10分以上かかるピザもこれなら1・2分で焼けます。ピザの生地もトムさんの手作りで、3日間発酵させたそうです。なんでも手で造ることが基本だとトムさんに気付かせてもらいました。

夕方からは回渕さんの幼なじみでバンジョー奏者の吉田悟士さんミニコンサートがありました。Foggy Mt. Breakdownやテネシーワルツ、埴生の宿など、お馴染みの名曲を聞かせていただきました。こちらもアコースティックですから、ある意味手作りです。

楽しい時間をありがとうございました。(川端建築計画 川端眞)

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これがmasonry heaterです。興味がある方はこちらをご覧ください。

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焚き口の上部です。結構メカニカルでしょ?

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ピザ釜の内部です。こんなに簡単な構造ですが、この形にノウハウがあるとのこと。内部は250℃位を保っているのですが、外部は触れるほどの温度です。土の断熱性能も侮れません。

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おいしそうに焼けたピザです。全部で20枚くらいあったと思います。

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トムさんと並んで楽しそうにピザを造る宮内さん。何をしても器用です。

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吉田悟士さん。故郷の音楽を聴いて、トムさんがホームシックになってしまいました。私は中学高校とギターにはまっていた頃を思い出して、また弾きたくなってしまいました。まったくもって贅沢な時間でした。
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by moritomizunokai | 2010-03-15 10:49 | 雑感  

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